ACT瓦版

ACT瓦版 Vol.29(2016年6月15日発行)

ACT瓦版 Vol.29(2016年6月15日発行)をアップしました。

ACT瓦版 Vol.29(2016年6月15日発行)(1)
ACT瓦版 Vol.29(2016年6月15日発行)(2)
ACT瓦版 Vol.29(2016年6月15日発行)(3)
ACT瓦版 Vol.29(2016年6月15日発行)(4)

ACT瓦版 Vol.28(2015年12月15日発行)

ACT瓦版 Vol.28(2015年12月15日発行)をアップしました。

ACT瓦版 Vol.28(2015年12月15日発行)(1)
ACT瓦版 Vol.28(2015年12月15日発行)(2)
ACT瓦版 Vol.28(2015年12月15日発行)(3)
ACT瓦版 Vol.28(2015年12月15日発行)(4)

ACT瓦版 Vol.27(2015年1月20日発行)

ACT瓦版 Vol.27(2015年1月20日発行)をアップしました。

ACT瓦版 Vol.27(2015年1月20日発行)(1)
ACT瓦版 Vol.27(2015年1月20日発行)(2)
ACT瓦版 Vol.27(2015年1月20日発行)(3)
ACT瓦版 Vol.27(2015年1月20日発行)(4)


ACT瓦版 Vol.26(2014年1月1日発行)

「ラジオで聞く香川菊池寛賞」朗読作品DVD贈呈!!

DVDを菊池寛記念館に寄贈する大西、錦両理事
▲DVDを菊池寛記念館に寄贈する大西、錦両理事

前回の瓦版でお知らせしていました、「香川菊池寛賞」受賞作品の朗読DVDが完成し、2013年7月に菊池寛記念館、高松市図書館などに寄贈しました。

同賞の受賞作品をより多くの人に親しんでもらおうと始まったこのプロジェクト。西日本放送ご協力のもと、作品を朗読番組にすることに始まり、同番組をACTのホームページ上でも公開し、広く一般の方に楽しんでもらえる様にしてきました。

しかし、「放送時間に合わせて番組を聞けない」、「インターネットはよく分からない」といった方もいて、そんな方のために番組をDVDにまとめました。しかも、再生すると朗読に合わせて、美しい写真が画面に表示されます。プロジェクトのサポーターの方たちが作品の内容に合わせて撮影して下さったものです。是非、ご覧下さい。

今後も1年に5作品ずつDVDにしていきます。ご期待下さい。

ACT理事 阿河 淳也

ラジオ放送
「ラジオで聞く香川菊池寛賞」
毎週月曜日(昼12:30~12:45)放送、年間5作品を紹介。

DVD寄贈先
高松市図書館・香川県立図書館
(貸し出し利用できます)
菊池寛記念館・高松市文化芸術振興課・RNC西日本放送(資料としての寄贈。貸し出しはありません)

今回DVDになった5作品
▲今回DVDになった5作品(右より)
正岡美香:作 「波のグラウリヤ」(第46回受賞)
太田貴子:作 「四つ葉さがし」(第46回奨励賞)
伊藤健治:作 「財田川夏物語」(第41回受賞)
三田慶子:作 「舞扇」(第43回受賞)
佐藤利夫:作 「夕焼け通り商店街」(第44回受賞)

DVD制作委員会 写真班の皆さん ~ご苦労様でした~

朗読プロジェクトがスタートして3年。DVD制作も2年目を迎え、次回作の制作に向け新メンバーも加わりました。聴き応え見応えのある作品揃いですので完成をお楽しみに。
   ディレクター:大西詠子

1.「波のグラウリヤ」 担当:香西亮宏

香西亮宏

波のグラウリヤでは写真にストーリー性をもたす為、何も無かった砂浜からスタートし、最終話の写真では聖書とクルスを配置し、最後の写真では今回の為に取り寄せたクルス瓦を砂浜に埋めて波間に蒔かれた一粒の種を表現しています。最後まで見ないと出てきませんが、DVDをご覧になった方は私の小細工に気がつかれましたか?

今回の教会内の撮影では桜町教会の方にご協力頂きました。この場を借りて感謝致します。

2.「四つ葉さがし」 担当:久保勝義

久保勝義

結婚間近の主人公が、婚約者とともにかつての恋人が暮らす高松の地を五年ぶりに訪れた・・・というストーリーから、高松の身近な風景を切り取ろうと考えました。

実際小説は、地元風景を自然にイメージしながら、主人公の心の動きに引き込まれていく作品でしたので、高松市内の風景やスナップを中心に、13枚の写真を組み立てました。

3.「財田川夏物語」 担当:後藤朝子

後藤朝子

「伊藤さん、こんなのどうお」という感じで、添付写真のほとんどは手持ちから選んだものです。現地撮影の写真は三枚。その一枚は伊藤さんの部屋の水槽。「魚の気分や。ずーっと水の中でおりたいわ」。主人公が川で遊んだ時の言葉とリンクしました。撮影していると、パートナーの純子さんが「今朝久しぶりに水槽を拭いたところ」と嬉しそうでした。水槽の前には背もたれのある座椅子が今も置かれています。その椅子に座って、どれほどの長い時間を伊藤さんは過ごしたか。最後の写真は彩雲の輝く青空にしました。伊藤さんの心を遊ばせる空にふさわしいかもと思っています。

4.「舞扇」 担当:大平崇代

大平崇代

春の気配が感じられ始めた、ある晴れた日、高松駅から高徳線に乗った。峰山の麓を通り抜けると見慣れた高松の街並が続き、駅のホームが昔の風情になって行く。志度を訪れたのは中学の遠足以来2度目…なのにどこか懐かしく、商店街、海岸沿い、志度寺、夢中で写真を撮り続けた。志度寺には寒桜が咲き始め、お遍路さんの姿もあり春ももうすぐ…。古家を改装したらしいお店で珈琲豆を買い、帰りはコトデンに乗ることにした。

5.「夕焼け通り商店街」 担当:西口里菜

西口里菜

この挿絵写真は、主役ではもちろんないけれど、脇役になりすぎてもいけないと思っています。先入観や特定のイメージを持たせないように気をつけて、でも聴いている人がぐっと物語に入り込んでその風景を心に浮かべるための手助けができるような、そんな写真に仕上げたいです。まだまだ未熟な写真ばかりですが、日々頑張っております。

NEW FACE

DVD制作スタッフ 新メンバーです。

竹井 薫

竹井 薫
はじめまして。ご縁がありまして、ACTに参加させていただくことになりました竹井かおりです。
映画、演劇など広く浅く、たまーにマニアックに、ジャンルにこだわらす興味を持ったらまず飛びついてみるをモットーにしております。 よろしくお願い致します。

上村 豊弘

上村 豊弘
不思議なご縁が重なり合って、このたび香川菊池寛賞朗読DVDの写真班に参加させていただきました。取材の途中、東かがわ市にある和三盆のお店にお伺いし、店主の奥様から和三盆の製造過程からその歴史に至るまで、丁寧に教えていただきました。思わぬ形で見過ごしていた香川の歴史と風土に触れることができ、貴重な体験となりました。私の選んだ写真たちが小説の魅力を引き立てる一助になっていれば幸いです。

総会・懇親会報告

アーツカウンシル高松の平成25年度総会と懇親会が7月28日ACT事務所で開かれました。

総会では冒頭明石理事長が「ACTでなければできない活動のいくつかが最初の成果を生み出しつつあります。多くの方々の力を集めて、より高い目標に向かっていきたい」とあいさつ。今年度の事業計画案や予算案、役員の選任案などを採決しました。また、会員からは「高齢者向けの事業も検討してほしい」という意見も出されました。

総会後の懇親会には、来賓の高松市創造都市推進局文化・観光・スポーツ部の秋山浩一部長や菊池寛記念館の藤田正勝前館長など20人余りが出席。

コールジュニア高松の子どもたちの歌が会場を盛り上げ、子どものための演劇教室の活動をまとめたDVDの上映も行われました。

平成25年度役員(いずれも再任)

役員 氏名
理事長 明石 安哲
副理事長 小野 修一
理事 阿河 淳也
理事 大西 詠子
理事 錦 美弥子
監事 石川 千晶
監事 関谷 利裕

総会・懇親会

2013年忘年会

2013年忘年会
▲明石理事長のあいさつ。

25年度の忘年会は12月13日、鍛冶屋町の創作居酒屋「悠月」で開催。

約20人が出席。明石理事長が「今年一年を語りつくして、来年も楽しいACTにしていきましょう」とあいさつ。ラジオで聞く香川菊池寛賞DVD写真班の皆さんも出席してくださり、和やかで楽しい忘年会となりました。

ACTメンバーの皆さんの近況報告~なんがでっきょんな~

男木島を“希望の島に”

彫刻家・オンバファクトリー代表・TEAM男気代表 大島 よしふみ

彫刻家・オンバファクトリー代表・TEAM男気代表 大島よしふみ
▲すっかり男木島の人気者に。

男木島にとって2度目の芸術際が終了した。1度目の芸術祭終了後「あんたらも、もう来ん様になるんか。」と島の方々に言われ、「2度目の芸術祭」と「学校の再開」を目標に、僕達夫婦は島に通い続けてきた。

しかし、今回男木島は終了では無かった。「3年はすぐやから、今から準備せんといかんね。」というお母さん達。通い続けた島に移住しようとしている若者達。そして何よりも、学校の再開を実現してくれた、島出身の若者家族。今、島は芸術祭本番より熱くなっている。島には空家が沢山あるが、住むにはかなりの補修が必要だ。仕事は無く、高松に通うにも島に帰るフェリーは18時10分が最終。農業をしたくても、島民よりも多くなった猪が畑を荒らしている。そんな問題を、帰って来た・移って来た皆と解決していきたく、僕達夫婦も今春移住を考えている。瀬戸芸コンセプトは「海の復権」。男木島が「希望の島」になる様にこれからも走り続けたい。

手袋ファッションショーを開催!

吉田愛 服飾専門学校 吉田 弘子

手袋ファッションショー
▲モデルも学生が担当 2月8、9日もよろしく!

11月24日引田・井筒屋敷にて手袋ファッションショーを開催いたしました。東かがわ市10年記念行事の一環として和三盆、ひけた鰤、そして手袋という美味しく、楽しいイベントとなりました。このショーに向け学生は、手袋のデザインも含めたデザイン画を描き洋服の制作をし、手袋メーカー各社が手袋を制作するという何とも贅沢なコーディネイトファッションショーです。

もの作りに取り組まれている場所の中でのショーは、温かい笑顔と拍手に包まれて学生はもちろん手袋関係者の方々共に満足の行くイベントになったと実感いたしました。全国の手袋の90%をこの地で産出している事は、日本いえ、香川県民すら知らないのではないでしょうか。私達に出来る事は微力ではありますが、もっともっと地域に根ざして服飾に関わるシーンを広げていきたいと思います。

なお今回の作品を見逃した方、2月8日、9日高松のレッツホールでもショーの中で登場いたしますので、是非足をお運びください。お待ちしております。

そうだ人形を作ろう

人形作家 後藤 朝子

人形作家 後藤 朝子作品

そう決めたのは美大で油絵を描いていた頃。いつの日か、あなたの国の美術は? と問われる時が来る。欧米の亜流じゃつまらない。人形に転身し、京都で修行。以来数十年、人形と人形で作る空間美術が制作基盤です。心がけたのは『からっぽの人形』作り。もともと人形は魂を依託する人形(ひとがた)。樹木や岩石のように神霊が宿る依代(よりしろ)。祈りの対象です。祓(はらえ)に際し、浄化の役割を担います。そんな人形に、作者の雑念無用。からっぽでないと万能の働きが出来ません。それにしても、魂、人形(ひとがた)、依代(よりしろ)、祓(はらえ)、浄化、祈り。人形の背景は凄いと封印し、語らずに今日まで。最近、子供の頃に寝床で聞いていた、父の柏手の音が記憶に蘇ってきます。朝日に向かって、淡々と毎日打つ。祈りってあれかしら。人形が世界を招く時節到来はまだだけど、封印した全てを解き放ち、本来の『引込んで魂を鎮める人形』制作を目指すのは『今』かしら。

アクトコラム

2度目の瀬戸内国際芸術祭が終わって(小西 智都子)

自主上映会を立ち上げて

ACT映画部門担当 石田 孝文

25年目の弦楽四重奏
▲2月1日上映

もうひとりの息子
▲3月7日上映

40年間も映画に係わってきた。そのほとんどが映画興行、映画館での直接お客様に映画を提供する現場での仕事だった。

近年シネコン(シネマコンプレックス)全盛時代となり、かつての邦画(松竹、東映、東宝等)チェーンや、洋画(ライオンカン、スカラ座、グランド松竹、大劇パラス等)の単独映画館は無くなって随分時間がたってしまった。

かつての映画館は、各館独自の宣伝活動に工夫を凝らして映画ファンの興味をひいていたものだが、現在のシネコンにおいては上映作品の宣伝活動というものはほとんどせずに、来場者への接客サービスのみに重点がおかれている。

私が映画館の現場にいたころは、映画配給会社の宣伝だけでなく、映画館自体で作品毎の特徴を考えて独自の宣伝活動を行ったものだった。その結果、同じ作品でも他地区と比較しても集客が多くなった時などの快感は何とも言えないものだった。これが興行の妙味と思っている。

さて、現実として退職後に興行の現場を離れて18年ぶりに高松に帰ってきた時、これから何をしようなどと考えていた時、かつて親交の合った明石君よりACTのメンバーとなり休眠状態となっている映像部門を担当してもらえないかとの話をもらった。

香川県内にはシネコンが3ヶ所とソレイユが2スクリーンといった、映画鑑賞には恵まれた環境にあるのだが、それでもなお高評価の作品や、一部の方たちに注目をひく作品が公開されないまま残っていることが分かった。そこで自主上映サークルを立ち上げ、独自の上映会を企画することにして、ACTでの映像部門での活動としてもらった。

1回目は、去年1月26日『アウンサンスーチー 引き裂かれた愛』を好評のうちに開催、2回目は6月6日全国的には大きく公開されなかったが、フラダンスの世界ではひっそりと話題になっていた『プリンセス・カイウラニ』を、地元フラサークルとの合同イベントとして開催、映画と他芸能とのジョイントといった新しい形態での話題となった。3回目は、11月2日『三姉妹~雲南の子』を、かがわ文化芸術祭参加公演として上映、普段であれば一般公開は難しいドキュメント作品であったが、ご覧になられた方々からは高評価を得て上映した意義を強く感じたものでした。

今後も隠れた名作を発掘して一般の方にご覧いただきたいと考えています。次回の上映会は、今年2月1日(土)サンポ-トホール高松第1小ホールで上映の『25年目の弦楽四重奏』を、高松交響楽団の協力を得て「クラシック音楽[ハープ&弦楽]と映画『25年目の弦楽四重奏』の鑑賞会」と銘打ち、開催いたします。

次々回は、今年3月7日(金)サンポートホール高松第1小ホールにて、〔出生時に取り違えられた2人の息子。ひとりはイスラエル、もうひとりはパレスチナ。その事実が明らかになったとき、2つの家族は?〕2012年東京国際映画祭グランプリ&監督賞受賞作品『もうひとりの息子』の上映が決定しました。

一つ一つの作品を大事に工夫を凝らして公開していきます。ご期待ください。

ACT事務所で映画試写会開催

かがわ文化芸術祭参加公演の映画『三姉妹~雲南の子』の試写会を、国際交流関係団体、マスコミ関係者などを招いて、ACT事務所で去年9月、3回に渡って開催しました。

映画試写会

アクトコラム

名文を読め、見出しから書け、行数を死守せよ(明石 安哲)

一緒に始めませんか? メンバー募集

劇団マグダレーナ

声が小さくて相手に伝わらない。
はきはきした話し方ができない。
自分を表現できない。
こうした子ども達が増えています。
しっかりした声を出す発声訓練でこれらをなおすことが可能です。
●毎土曜日 13:30~15:00
発声訓練、表現など演劇の基本
●受講料 無料。
●稽古場 高松市瀬戸内町509-168
●豊かな子どもの才能を見つける教室
●子どものための演劇教室
TEL&FAX:087-816-7392
Email:keonishi@dream.com
大西 恵

コールジュニア高松

毎週水曜日17時半~19時半、丸亀町壱番街レッツホールで練習を重ねています。
小学2年生~高校3年生までの歌うことの好きな子供たち、一緒に楽しく歌いませんか?
11年目を迎えたわが団は5月にこどもの日コンサート、6月にはアーツフェスタ高松に出演、7月~8月にかけてはコンクールに挑戦し9月には瀬戸フィルと共演しサウンドオブミュージックを歌いました。12月には21日レッツホールにて瀬戸フィルクリスマスコンサート、25日にはゆめタウン高松にてRNCラジオ主催チャリティミュージックソンに出演しました。また2月11日はアルファあなぶき大ホールにて香川ジュニアコーラスフェスティバルに出演予定です。今年はソチオリンピックに因んで北欧の歌を歌います。たくさんの方々に聴いていただきたく練習していますので皆さん応援に来てください。よろしくお願いします。
コールジュニア高松 石井 真紀

子どものための芸術教育研究プロジェクト

なかなか、進捗困難なプロジェクトですが、子ども時代に、五感を使い、生の豊かな感性を育む営みこそ、今の社会に一番大事、大切な事という理念は、確立しています。どうぞ、この理念を実現できる日を目指し、共感、参加、サポートしてくださるメンバーを募集しています。関心のある方、錦までご連絡ください。
TEL : 090-7625-0126
ACT理事 錦 美弥子

編集後記

1月1日発刊は2003年のvol.3以来11年ぶり。年末の編集作業となりました。ということでvol.26は年賀状代わり。
皆様、今年はもっと発刊回数を増やすよう努力しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
おっと! 自分の年賀状も作らないと。(O野)

アーツカウンシル高松は、市民自らによる芸術文化振興活動をサポートするNPO法人です。
より多くの方が賛同されることを期待します。

we say act 私たちは地域文化を応援します

年会費

ACT瓦版 Vol.25(2013年4月1日発行)

「ラジオで聞く香川菊池寛賞」朗読作品DVD 6月完成に向け着々と進行中!!

ジャケットを飾る西村記人氏のデザイン
▲ジャケットを飾る西村記人氏のデザイン

「平成23年4月から、RNCラジオで放送してきた「ラジオで聞く香川菊池寛賞」。年間5作品の放送を続け、現在は今年受賞したばかりの松浦隆行作「たえと彦輔」を放送中です。

かねてより計画しておりました朗読作品のDVD化も、6月完成を目指して進行中。ジャケットデザインをご担当下さる画家の西村記人氏との打合せも終了し、現在はDVDに挿入する写真撮影が着々と進んでいます。耳で聞くだけでなく、目でも楽しめる作品の完成を是非お楽しみに!!

今回制作中のDVDは、(1)第46回受賞 正岡美香:作「波のグラウリヤ」 (2)第46回奨励賞 太田貴子:作「四つ葉さがし」 (3)第41回受賞 伊藤健治:作「財田川夏物語」 (4)第43回受賞 三田慶子:作「舞扇」 (5)第44回受賞 佐藤利夫:作「夕焼け通り商店街」の5作品です。このDVDは図書館に寄贈することを目的として制作しているため市販されませんが、サポーターとして、ご支援くださった方に贈らせて頂きます。またDVDジャケットにお名前も記載します。

このプロジェクトは今後10年計画で、香川菊池寛賞全受賞作品の朗読とDVD化を目指しています。文学賞受賞作品の朗読とDVD化がなされている例は、全国的にも他にはない画期的なものです。

2013年度DVD制作予定の作品は、2012年度放送の(1)第47回受賞 大西緑:作「ハナミズキ」 (2)第1回受賞 守川愼一郎:作「花ノ根村合財録」 (3)第14回受賞 薄井八代子:作「お止橋」 (4)第40回受賞 金子京子:作「フツゼノムスメ」 (5)第37回受賞 池内武:作「白糖」の5作品です。

郷土で生まれた芸術文化の継承・発展は、皆様のお力添えがあって初めて叶うものです。サポーターとしてのご協力を是非とも末永くお願い致します。

担当ディレクター・理事 大西詠子

※サポーターの参加費は5,000円です。お問い合わせは090-8690-8827(大西)まで。

DVDイメージ写真撮影隊

ラジオで聞く香川菊池寛賞の朗読作品DVDにはイメージ写真が挿入されますが、その写真を撮影するのがボランティア撮影隊の5人の皆さん。皆さんからひと言メッセージとお気に入りの写真を提供してもらいました。

1.「波のグラウリヤ」 担当:香西亮宏

波のグラウリア

「袖振り合うも多生の縁」という諺がしっくりくるほど、私にとって偶然も含めて色々な要因が重なり、このプロジェクトに写真班として参加させて頂くことになりました。

まだまだ未熟な私ですが、このプロジェクトを通じて撮影技術は勿論のこと、私自身の成長にも繋がるように励みたいと考えておりますので、よろしくお願い致します。

2.「四つ葉さがし」 担当:久保勝義

四つ葉さがし

昨年春、地元香川に戻ってきた会社員です。縁あってメンバーに加えていただきました。素晴らしい作品群に対し、正直、力不足は否めませんが、私にとってもまたとない機会。暫く遠ざかっていた趣味のカメラを手にして、地元の風景を切り取っていければ…と考えています。

3.「財田川夏物語」 担当:後藤朝子

財田川夏物語

「朝子さんはどんな人形を作ってるの?」好奇心満タン。心が踊っているような目で伊藤さんに尋ねられたのはもう随分前のこと。伊藤さんの家で出前展覧会をして作品を見ていただこうと思っていたのに、その矢先に伊藤さんは旅立ってしまった。

「財田川夏物語」の写真は、お見せできなかった人形を使って、伊藤さんが物語をつむいだ原風景や無意識の世界とどこか繋がる写真にしたいと思います。うまくいくかな。うまくいくよね伊藤さん!!!

4.「舞扇」 担当:大平崇代

舞扇

父が遺してくれた、一台の一眼レフ。使わずに、しまっておくのも可哀想で、練習にとコンデジで身の回りの物、風景を撮り、SMSに投稿していました。写真好きの友人達からアドバイスを貰いながら「写真を撮る事」が、楽しくなってきたところです。技術はド素人ですが、どんな作品になるのか楽しみです。

5.「夕焼け通り商店街」 担当:西口里菜

夕焼け通り商店街

カメラについては素人の私ですが、小学生の頃に香川菊地寛賞ジュニア部門で受賞したことがあり、今回の撮影隊の仕事は深い縁を感じました。

商店街の思い出や、突然現れた女の子によって吹いた新しい風。夕焼けに彩られた物語の情景を、聴く人の心の中に映し出すお手伝いができるような写真を添えられたらなぁと思っています。

ラジオで聞く香川菊池寛賞DVDサポーター(敬称略)
白石義人 明石万理 坂田知應 真鍋由紀子 小西智都子 後藤朝子 栗生俊彦 愛染伊知朗 福田倫丈 (株)香川フードサービス 香川ヤクルト販売(株) (株)ブックオフウィズ 錦美弥子 小野修一 石田孝文 安藤美也子 志度寺 多田善昭建築設計事務所 公共財団法人中條文化財団 太田貴子 大西正弘 松岡純子 多田佳智子 熊谷富由美 吉田弘子 ※2013年4月1日現在

石井ルリ子元理事長が逝去

2006年ACT総会で挨拶する石井元理事長
▲2006年ACT総会で挨拶する石井元理事長

アーツカウンシル高松の初代理事長として芸術文化の振興に努めてきた声楽家の石井ルリ子さんが3月9日、高松市の病院で亡くなられました。88歳でした。石井さんは2001年から2006年までアーツカウンシル高松の理事長を務め、サンポートホール高松開館記念事業 オペレッタ「こうもり」を成功させるなど数多くの功績を残されました。一方1983年に香川音楽連盟を設立。若手声楽家の育成に情熱を注ぎ、毎年ジュニア音楽コンクールを開催。2000年には高松市芸術団体協議会長となり、高松国際ピアノコンクールの開催にも尽力されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

アクトコラム

大いなる星に導かれ(明石 安哲)

平成24年度 コールジュニア高松の活動報告

コールジュニア高松 石井 真紀

ゆめタウン高松でのクリスマスチャリティコンサート
▲ゆめタウン高松でのクリスマスチャリティコンサート

平成24年度も沢山のステージを経験しましたが貴重な初体験が五つあります。

一つ目は9月2日の小豆島童謡祭に参加するのを機会に初合宿を試みました。前日昼過ぎの船に乗り着いてすぐ会館に向かい練習開始。夕食までの4時間練習を終え宿泊施設へ。楽しく食事を…と予定していたにもかかわらず「箸の持ち方」「茶碗の持ち方」「食べる順番」「食べ方」等など…なんの合宿やら…。翌日も午後の本番までしっかり集中して練習し見事なステージを経験できました。小豆島の方々に優しくしていただき楽しい思い出となりました。

二つ目の初体験はクリスマスコンサートです。12月24日、25日と一日3回公演二日間6回公演を経験しました。午前中はRNCラジオ放送主催、音の出る信号機設置のためのチャリティコンサートをゆめタウンで。その後、丸亀町グリーン欅広場で15:00と18:00の2回公演。このグリーンでの4公演は野外公演で体が冷え切りましたがお客様も寒い中熱心に耳を傾け手下さったので嬉しいステージ経験となりました。

そして三つ目はこのチャリティコンサートは全国放送されたのです。「同じチャリティに参加して会った事もない知らない人とつながった気がした。」と子ども達は歌を歌って役立てるかもしれない充実感を味わいました。

四つ目の初体験はテレビのCMソングを歌いました。RNC放送で「讃岐のおいなりさんは~」と某神社のCMソングを歌っているのは私たちコールジュニア高松です。放送される度にドキドキワクワクします。歌ったのはほんの数秒なのに何回もワクワクして不思議な気持ちです。

五つめの初体験は毎年参加している香川ジュニアコーラスフェスティヴァルでトップバッターという体験です。フェスティヴァルのオープニングを受け持つこととなり緊張しましたが「ここで初めて出会ったぼくたちが一人ひとりの思いを広げて世界中のみんなと仲良くしよう」と心からの訴えを声に乗せ演奏しました。そして10カ国語(中国、インドネシア、南アフリカ、ドイツ、ロシアに加え、新しく韓国、アラブ、トルコ、オランダ、メキシコ)の歌に挑戦しました。リズムの違いが文化の違いかも知れないくらいたくさんのリズムの感じ方があってとても楽しくもっともっとたくさんの国を知りたいと思いました。一番の役割を果たした後はリラックスでき他の団の演奏がゆったりと楽しめて幸せでした。

今年はこの香川ジュニアコーラスフェステヴァルオープニングに始まり、3月24日プラザ祭り、5月5日こどもの日コンサート、6月2日アーツフェスタオープニング、7月31日ジュニアコンクール8月7日幼稚園児と遊ぼう、9月16日敬老の日のコンサート、12月23日(案)4世代コンサート、そして年が明けて、2月11日香川ジュニアコーラスフェスティヴァル2014のホスト団として今度は締めくくりの役目をします。

皆さん是非お越しいただき応援してください。毎年決して楽しいばかりではありませんが、いろいろな体験をしてたくさん悩み考えて子ども達は大きく成長しています。

香川ジュニアコーラスフェスティヴァル(今年2月11日  アルファあなぶきホール)
▲香川ジュニアコーラスフェスティヴァル(今年2月11日 アルファあなぶきホール)

子どものための芸術教育研究プロジェクト報告

錦 美弥子

第一回意見交換会

2月28日、第一回意見交換会を開催しました。本事業は、今の子ども達の貧弱な芸術環境を一変させ、全ての子ども達に、平等に豊かな芸術教育環境を提供することを目的としています。これは、なかなか抽象的で長い時間とエネルギーや手間のかかる事業です。

参加した皆さんは日頃、豊かな子どもを育むことにパッションを持って活動されている方々で、それぞれの経験、体験、理念など長時間にわたり、語って頂きました。週休二日制の実施や総合学習の影響で、副教科の授業が年間70時間から50時間に減少した事は大変きつい。学校教育の中で、表現力や情緒を育てる時間が激減している。これは、本当に心配な事であると、小学校の先生がおっしゃったことが強く心に残りました。他の出席者も同意見でした。他にも、引きこもりの子ども達が、音楽の力で自己表現ができ癒された事例や、イギリスの公的教育でのドラマスクールの話、プロデュース力が大事など、今回の会議で、参加者の方々と子どもの芸術教育に対する理念を共有できた気がします。

学校教育・公的教育で、「感じる心」、情緒を育てる、豊かな表現力を育てるカリキュラムが希薄になっている今、これからの子どもたちに平等に芸術教育環境を提供することが、我々のような文化・芸術の市民団体の使命であると強く感じました。

<参加者>
内海康則(スクールソーシャルワーカー)、児玉令江子(音楽療法士)、白石義人(市議会議員)、白川恵介(劇団プチミュージカル指導者)、矢島訓子(音楽指導者)、明石安哲(ACT理事長)、錦美弥子(ACT理事)

映画『The Lady アウンサンスーチー引き裂かれた愛』の上映会を終えて

石田 孝文

1月26日 サンポートホール高松 第1小ホールで上映▲1月26日 サンポートホール高松 第1小ホールで上映

昨年春、40年間映画業界に身を置き、18年ぶりに高松に帰ってきてACTに会員として参加させてもらった石田です。

香川県にはシネコンが3ヶ所とミニシアターがあり、更に自主上映サークルの会と、年間の上映作品数としては相当数が公開されており、他県の映画フアンからは羨望の的となっている地域である。

そんな中でも、香川県内では上映の機会がないジャンルの映画があることが分かり、ぜひ鑑賞の機会を提供できればと思い、予てより気にかけていた映画の中で選択したのが『The Lady アウンサンスーチー引き裂かれた愛』であった。

作品の内容、完成度の高さや話題性から各所からの後援協力を得るとともに、ACTの主催公演としても開催でき、大勢の方々の協力のもと当日の強風と寒波にもかかわらず、来場者からも鑑賞後に絶賛の評価を頂き、無事上映会を成功裏に終了することができた。

現在、今回の上映会でのご意見や経験を生かして、次回の上映作品の選定にかかっております。ご期待の上、お楽しみにお待ちください。

追悼文

2003年ACT忘年会にて 大西さん(左)八木さん(右)▲2003年ACT忘年会にて 大西さん(左)八木さん(右)

八木さんが逝かれて2ヶ月が過ぎました。まだその事を受け止められない自分がいます。

八木さん…目を瞑ると事務所の階段をゆっくりと上ってくる靴音が今にも聞こえてくるようです。

コーヒーを飲みながら短くて2時間、興が乗れば3時間以上も夢中になって話しましたね。

今気がついたのですが八木さんと普通の世間話をした記憶がありません。話題はいつも演劇のことでした。香川の演劇環境から始まってこの国の演劇文化にまで広がりました。八木さんの豊富な知識から出る言葉に私はほとんど聞き役でした。八木さんが熱っぽく話すそれらの話題はとても刺激的で先生に教わる小学生のように一言も聞き逃すまいと耳を傾けていました。

八木さんとの出会いは13年前の「高松に小劇場を作る会」からでしたね。

高松に演劇が広がらない要因の一つに上演するいい小屋が無いからだ。大きなホールでは演劇は育たない、この言葉は新鮮でした。それまで大ホールで公演するのが劇団員の夢でしたから、その真逆の説に驚きました。都会のあちこちに点在する小劇場から幾多の傑作が生まれたことを学んだのです。私たちの小劇場を作るというささやかな運動は町が腰を上げなくて頓挫しましたが、その2年間、毎週火曜日の夜に交わした西院寺での話し合いは楽しく、まさに目から鱗の日々でした。そしてこの小さな運動が、やがてあかつきホール誕生へとつながっていったのでした。

八木さんがヒロシマにこだわり平和を願い、2度と子供達を戦争で殺してはならないとの信念で劇作りをしている姿に打たれました。それはあの戦争で敗戦後ソ連に抑留されて死線を生き抜いてこられた実体験があったからですね。それは人間が究極に立たされた時にどんな姿になるかを切々と語ってくださいました。

サンポートホールのこけら落としとして八木さんの音頭で演劇祭を企画して県内外の劇団に呼びかけてサンポート演劇祭を行ったのも懐かしく想い出されます。

八木さん、あの時私は教えられたのです。演劇活動を行うということはただ好きだからやるのではなく、演劇環境そのものを、その地域に演劇がどう関わって行くのかを考え追求していく事だと教えられました。その教えを引き継ぎ、また次の世代に伝えていきたいと思います。

八木さん…ありがとうございました。八木さんは私の中で生き続けます。困った時、辛いことが起きた時、そしてちょっといいことがあった時、八木さんに声をかけてもいいですね。その時はあの小さなテーブルに熱いコーヒーを二つ用意します。砂糖をたっぷり入れて─。お休みなさい、そんなにお待たせしませんから…。

劇団マグダレーナ 大西 恵

2012年ACT忘年会を開催

2012年ACT忘年会

忘年会は12月26日、高松市鍛冶屋町のイタリアンレストランで開催。来賓に菊池寛記念館の藤田正勝館長、作家の守川慎一郎さんらを迎えて、約20人が出席。和気あいあいの雰囲気の中、皆さんそれぞれの労をねぎらうなどして親睦を深めました。

アクトコラム

弱者の時代に強さを問う(上村 良介)

瀬戸芸ここがおススメ!

島の季節ですよ~!

「瀬戸内国際芸術祭2013」が始まった。島はこれからがオンシーズン。アート好きな人もそうでない人も、 春は島へ行くべし!行くべし!

せとうち暮らし編集長 小西智都子

島へ着く直前のお楽しみ(男木島)

まるで島がスカートを履いたみたいに、小さな屋根が裾野を埋め尽くす男木島。この島の楽しみは、島に着く前からすでに始まっている。着岸前の数分間。甲板に出て島をよ~く見ていると、スカートの家々の隙間をカラフルな人が歩き回り、静止画だった風景が、まるでアニメーションのように動き始めるのだ。しかも今年は、その家々に特製の大漁旗があがる。お父ちゃんが大漁だった、孫が帰ってきたと、その家に良いことがあると旗をあげようというオンバファクトリー・大島よしふみさんの作品。旗を見つけた日はステキな出会いがあるかも?

日帰りもいいけど、1泊すればなおよし。素泊まりの宿坊「道場」では畠中ご夫妻が楽しい島話を聞かせてくれ、「漁師yado民宿さくら」では名物さくら色のたこ飯が味わえる。「お食事処 円」は食事のみも可。ディープな男木島を味わいたいなら「浜上旅館」へどうぞ。

段々畑のような集落が目印の男木島
▲段々畑のような集落が目印の男木島

2度目の花見(小豆島)

花見と言えば桜。「今年は見逃した」なんて人も、小豆島ならもう一度チャンスがある。オリーブの花見だ。5月下旬~6月上旬にかけて、島中のオリーブが白くて愛らしい花を咲かせる。例えば、小豆島道の駅オリーブ公園で「オリーブ牛ハンバーガー」をテイクアウトし、そのまま園内のオリーブの森でお花見なんていかがだろう? 晴れた日は海が見渡せてとにかく気持ちいい。また今回の瀬戸芸では見どころの多い小豆島。私のような食いしん坊には坂手港~醤の郷周辺をおススメしたい。が、字数が足りなくなったのでキーワードだけ(苦)。大阪屋の海鮮丼、平和堂のオムレットサンド、ヤマロク醤油の蔵見学。騙されたと思って行ってみてください(笑)

白い星型の小さな花を咲かせるオリーブ。小豆島にて
▲白い星型の小さな花を咲かせるオリーブ。小豆島にて

編集後記

瓦版は発刊から11年になりますが、訃報や追悼文を掲載したのは今回が初めてです。しかもお二人も。ACTを産み、育てられたお二人の遺志をちゃんと引き継いでいけるのか。戸惑う私たちに「まあ、楽しくやりまい」と、お二人の声が聞こえてきそうです。(O野)

アーツカウンシル高松は、市民自らによる芸術文化振興活動をサポートするNPO法人です。
より多くの方が賛同されることを期待します。

一昨年から正会員の年会費が5,000円になりました。

年会費

ACT瓦版 Vol.24(2012年9月15日発行)

「ラジオで読む香川菊池寛賞」DVD制作決定!!

作品を朗読する西日本放送の熊谷富由美アナウンサー
▲作品を朗読する西日本放送の熊谷富由美アナウンサー

ACTと西日本放送ラジオとのコラボレーション「ラジオで読む香川菊池寛賞プロジェクト事業」は2年目に入り、順調に放送が行われていますが、更に多くの方に受賞作を鑑賞していただけるようDVDを制作することになりました。
ラジオを聞く時間が作れない、パソコンが使えないから過去の放送を聞けない、原稿を読めない…という声を受けての企画です。

平成23年4月から、RNCラジオで放送してきた「ラジオで聞く香川菊池寛賞」。年間5作品の放送を続け、9月1日現在、7作品目を放送しています。

6月のACT総会、懇親会にお集まり頂いた方々には、ラジオ放送のお知らせをしましたが、実際にお聞きくださっている方は、ごく僅か…。

月曜日のお昼12:30~12:45の放送枠では、学校に行っている子供たちが聞けるわけもなく、「子供たちに豊かな芸術文化と触れあう身近な機会をつくる」ことは叶いません。パソコン操作の苦手な方にとっても、ホームページでの鑑賞は「面倒」のひと言。

できる限り多くの方に、手軽に受賞作品を楽しんで頂けないものか…と考えた結果のDVD化。制作したDVDは、高松市の図書館に寄贈しますので、どなたでも気軽に、朗読を聞きながら原稿を読むことができるようになります。

完成予定、平成25年春を目指して、制作事業がスタートします。

担当ディレクター・理事 大西 詠子

緊急告知
「ラジオで読む香川菊池寛賞」プロジェクト、DVD制作委員会に参加しませんか?
制作に関する具体的な作業(パソコン作業、デザイン、アイデアマン等々)に、参加して下さる方は勿論、サポーターとしての参加も大歓迎!!あなたの力をお貸しください。

「ウォーク・ドント・ラン」アートの大樹を育てる

ACT理事長 明石 安哲

ACT理事長 明石 安哲

ACTの「新しい10年」の2年目が始まりました。2001年の設立から最初の10年はアートとアーチストの活躍の場を拡大する作業がいくつも続きました。オペラ、演劇、コンサート、美術展に加え、その舞台としてのフェスティバル・アーツフェスタ高松の実現。まるで毎日が収穫祭のような日々でした。その後に続く、「新しい10年」を私たちは「いまさらの種まき」の時と定めました。華々しいパフォーマンスとフェスティバルの成功が連続する中で、アートの大樹の衰退を感じたからです。特に子どもたちの芸術環境の貧しさにはおののきました。コマーシャリズムによるアート放散の嵐の中で、公的教育における芸術への取り組みの衰退は目を覆うばかりです。商業的に成功し、人気となったものだけが生き残るアートの寡占的貧困は年々深刻になっています。人々が本当に自由に芸術に触れ、味わい、楽しめるバラエティー豊かな芸術環境を作り出すには、それを支えるバラエティー豊かな人材を育てるしかありません。急がば回れ。ウォーク・ドント・ラン。厄介なことですが、もう一度、子どもたちの身の回りを見つめ直し、総合的芸術教育を実現する環境を作り出したいと思います。

今年は新しい事業としてRNCラジオで放送中の香川菊池寛賞朗読番組のDVD化と公的ライブラリーへの収蔵をはじめ、映画部門、音楽制作、出版部門などにもいくつかの夢が芽吹きそうです。大いに楽しみです。会員をはじめ、多くの皆さんの力がたくさん集まりますように。

新会員寄稿

白石 義人(高松市議会議員)

白石 義人(高松市議会議員)

皆さん初めまして、この度アーツカウンシル高松に入会しました、白石義人と申します。どうぞよろしくお願い致します!

私は現在、保育園副園長職の傍ら、高松市議会議員として子育て支援や、教育などに、また、以前舞台に関係した仕事に就いていた事もあり、現在はアマチュア劇団の制作をお手伝いしています。

さて、最近の子供達は「舞台離れ」が進んでいると言われていますが、確かに「観る機会」「演じる機会」に恵まれているとは思えません。

例えば、ウチのような保育園や幼稚園、小学校なんかでも観劇やお遊戯会、学芸会など、現在でも色々やってますが、こと演じるとなると、平等や公平といった言葉が横行しているためか、観ても演っても面白くないものになっていると感じます。面白くもないものに子供達が興味や関心、ましてやお金を払ったりするでしょうか?今の子供達にはゲームの方がよっぽど魅力的に映るはずです。

また、私ぐらいの親世代も観劇の習慣などがあまりありませんから、我が子を連れて観劇というのも、ちょっと考えにくいですよね。これだと子供達は更に舞台から遠のいてしまいます。子供にせがまれて見に行くのは、せいぜいキャラクターショーが関の山です。

そんなモヤモヤを抱えている中、舞台制作を通じ、アーツカウンシル高松と出会いました。

「何をする団体なんだろう??」と言うのが正直な第一印象ですが、過去の会報を読み進めて行くと、難しい話の中に「芸術教育」という言葉を見つけました。歌や演劇など色々な活動をこれに集約して行こうという考えに、私の想いとリンクする部分がたくさんある様に感じました。

芸術、特に舞台芸術なんかは個人の力で裾野の拡大を図るのは大変なことです。しかし、アーツカウンシル高松、そしてアマチュア団体、更に行政がベクトルを合わせれば、この高松の舞台芸術が素晴らしいものになるのではないか?と思います。

この高松を芸術の街に、そして舞台芸術の街に!との想いを馳せながら、先輩会員の皆さんと力を合わせて頑張ってまいります。

どうぞよろしくお願いします!!

10周年を迎えて・・・

コールジュニア高松 石井 真紀

コールジュニア高松の子どもたち

コール・ジュニア高松はこの10年「家族と歌いあえる日本の歌を歌う。」「外国曲を言語で歌う。」「自分の楽器を育てる。」という3つの目標を持ち頑張ってきました。それがそろそろ実を結ぼうとしています。

今年の舞台は5月5日こどもの日のコンサートで幕開けです。サンポートホール高松第2小ホールで満員のお客様に囲まれて童謡10曲を歌いました。このコンサートは第一部が家族で歌合戦、第二部がみんなで歌おうという二部構成からなっています。開催されて今年で7年目になりますが、第二部だけでなく、第一部で家族と共に出演する団員も増えてきました。第一の目標が形になって表れてきたようでうれしく思います。

次の舞台は参加者が童謡をテーマに集う小豆島で開催される童謡祭です。コールジュニア高松は「日本の童謡」を合唱曲にアレンジしたステージと「世界の童謡」8カ国をすべて原語で歌う2ステージを予定しています。世界の童謡は「草原情歌」「カリンカ」「森へ行きましょう」「黒猫のタンゴ」などその国の子ども達が歌い日本でも有名な曲をその国の言葉で歌います。プログラムには訳詞を掲載しました。日本の童謡がたくさん歌われる中、世界の童謡はどう聴こえるのでしょうか? 楽しみです。

冬の舞台は東かがわ市のコーラスグループとのクリスマスコンサートです。世界の童謡や日本の童謡はもちろんのこと、「虫歯のない子のクリスマス」「見えない贈り物」等クリスマスの曲など30曲を歌いあいます。

12月23日(日)13:30開演。東かがわ交流プラザ大ホールにて開催されます。是非、皆様応援に来てください。

さて、毎年2月11日に開催される「香川ジュニアコーラスフェスティヴァル」。香川県内の児童合唱団10団体が年に一度アルファあなぶき大ホールに集い、それぞれの持ち味を生かした歌を披露します。

「コールジュニア高松」は2004年に初出場、毎年テーマを定めて歌い今年で10回目の出場となります。今年のテーマは「いのち」。小さい虫の命をテーマに描かれた「虫の絵本」という合唱曲に決めました。

「蝶々は眠る時、羽をたたんで眠ります。誰の邪魔にもならないあんなに小さな虫なのにそれがまた半分になってそっとそっと眠ります…」と歌うチョウチョウ、他にテントウムシ、ガガンボ、セミを題材に何気なくいのちの在り方を問うまどみちおさんの詩に吉岡弘行さんが素敵な色合いで作曲された名曲です。この繊細な詩を子ども達がどう受け止めどう表現するのか今からわくわくします。子ども達が生涯忘れることなく、何かある度に思い出し勇気をもらえると確信しています。

10年間子ども達に付き合ってもらった私からの感謝を込めて子ども達へのプレゼントです。ケーキやゲームのように形はありませんが、こうした形のないプレゼントを喜べる大人になって欲しいものです。今までは歌いながら踊ったりアトラクションをしたり楽しい舞台を心がけてきましたが今年は10年目ということもあり声のみで表現することに挑戦します。少ない団員で2000人収容のホールをどう彩っていくか楽しみです。

2013年2月11日午後1時半開演、アルファあなぶき大ホールへきてください。

コールジュニア高松の子どもたち。美しいハーモニーが会場を包む。
▲コールジュニア高松の子どもたち。美しいハーモニーが会場を包む。

総会・懇親会報告

ACTは平成24年度の総会と懇親会を7月14日、3年ぶりに自前の事務所で開催しました。

総会は正会員44名中、出席17名、委任状21名で過半数に達し成立。平成23年度の事業報告、決算報告、監査報告に続いて、平成24年度の事業計画案、予算案、役員の選任案の各議案を提案。いずれも満場一致で可決されました。

平成24年度の事業は少年少女合唱団育成、子どものための演劇教室、子どものための芸術教育研究プロジェクト、瓦版ACT発行、ラジオで読む香川菊池寛賞プロジェクトの5事業で、いずれも前年度からの継続事業です。

総会に続いて開かれた懇親会には約40人が出席し、事務所がいっぱいになる盛況ぶり。歌や寸劇、踊りなどのアトラクションもあって会場は大いに盛り上がりました。

ACT明石理事長
▲「新しい10年」について熱く語るACT明石理事長

宮武寛局長
▲高松市創造都市推進局宮武寛局長のご挨拶。力強いエールをいただいた

出席者は38名(委任状含む)。みんな真剣な表情でした
▲出席者は38名(委任状含む)。
みんな真剣な表情でした

高松市創造都市推進局文化観光スポーツ部 秋山浩一部長、高松市創造都市推進局 宮武寛局長、高松丸亀町商店街振興組合 古川康造理事長
▲高松市の文化の話題に花が咲く
(左から)
高松市創造都市推進局文化観光
スポーツ部 秋山浩一部長
高松市創造都市推進局 宮武寛局長
高松丸亀町商店街振興組合
古川康造理事長

香川洋二議員、白石義人議員
▲市議会からは「洋二さん」でおなじみ香川洋二議員、若手のイケメン議員 白石義人議員が出席。

乾杯は丸亀町商店街振興組合の古川康造理事長
▲乾杯は丸亀町商店街振興組合の古川康造理事長

コールジュニア高松の子どもたち
▲コールジュニア高松の子どもたち。
美しいハーモニーが会場を包む

平井由紀子さん
▲コールジュニアのピアノ伴奏は平井由紀子さん

子どものための演劇教室の生徒たちが自作の寸劇を披露
▲子どものための演劇教室の生徒たちが自作の寸劇を披露

藤間勘清都こと錦理事が日舞「荒城の月」を披露。歌は児玉令江子さん、バイオリンは矢島訓子さん
▲藤間勘清都こと錦理事が日舞「荒城の月」を披露。歌は児玉令江子さん、バイオリンは矢島訓子さん

RNCの熊谷富由美アナ(右から2人目)が「ラジオで聞く香川菊池寛賞」の録音余話を紹介
▲RNCの熊谷富由美アナ(右から2人目)が「ラジオで聞く香川菊池寛賞」の録音余話を紹介

平成24年度役員紹介

役員 氏名
理事長 明石 安哲
副理事長 小野 修一
理事 阿河 淳也
理事 大西 詠子(新任)
理事 錦 美弥子
監事 関谷 利裕
監事 石川 千晶

新理事紹介

大西 詠子

大西 詠子

住所/高松市浜ノ町
職業/人財育成トレーナー、大学院非常勤講師
趣味/観劇、神社仏閣巡り
抱負/50dropsで、ほとほと力不足を痛感したにもかかわらず、昨年から「ラジオで読む香川菊池寛賞」担当ディレクターとして出戻りました。思いつきと勢いだけでなく、地道な活動を続けたいと思います。

子ども演劇の戸惑い

劇団マグダレーナ代表 大塚 和明

劇団マグダレーナ公演「深い日常の闇に」演劇教室の子どもたちも熱演
▲劇団マグダレーナ公演「深い日常の闇に」演劇教室の子どもたちも熱演

映画『ピナ・バウシュ 夢の教室』を見終わてしばらく椅子にうずくまっていた。

今子どもと一緒になって芝居作りをしている自分にとって、とても刺激を受けたからだ。かいもくダンスを知らない自分だが、その枠を越えて子どもに教えることの共通性を学んだという感じが強い。うちの生徒同様、私語やふざけが稽古中も続いているし、すぐに無理、出来ない、わからないを連発することは国は違うが全く同様で笑ってしまう。

しかし、驚いたことは彼らに与えたダンスがピナの「コンタクトホーフ(おさわり宿)」という作品なのだ。コンタクトホーフのテーマのひとつ、愛の表現では、当然のように異性に触れるシーンや下着姿にもなる。10代の子どもにとって最も関心の深い性に関する対象を極力遠ざけようとする我が国ではほとんど不可能に近いテーマだが、それを公募したド素人の子ども達にやらせているのだ。

これを選んだピナもすごいが、それを受け入れる子どもの親たちの文化レベルの違いに驚かざるをえない。子どもには、夢や、愛や希望に満ちた作品をと、底の浅い自分探しみたいな毒にも薬にもならない内容の作品を垂れ流し、それから少しでもはみ出すと目の色を変えて迫る連中の文化との違いをまざまざと見せつけられた思いがして立ち上がれなかったのだ。

自分の演劇が子どもたちの日常を描いてきたのかと問われると黙ざるを得ないし、公演が間近に迫ると、そんなことにおかまいなく仲間とはしゃぎ騒ぐ彼らを怒鳴りつけて従来の演劇の型に押し込もうとする自分がいる。

学校や家庭では解放しきれないものを発散しようとする彼らを、大人が勝手な演劇世界に無理矢理押し込む。演劇とはもっとフレキシブルな世界ではないだろうか、怒られて萎縮した脳細胞からは大人が喜ぶ紋切り型の演技しか生まれない。リアルな演劇に美しい物言いや動きは必要ない。そうした自意識を捨て去った後に何が生まれ出てくるのか。それは全てを子どもに委ねて、出来上がるものを容認する覚悟が必要なのだと思う。

演劇は舞台に出て完成する。これからは機会があるたびに舞台に出し、かれらの柔軟な 姿勢を生かしてみようと思っている。

アクトコラム

香川の島の底ヂカラ(小西 智都子)

殺しというエンターテイメント(上村 良介)

団員募集

コールジュニア高松 団員募集

コールジュニア高松はACTの少年少女合唱団育成事業として10年間にわたって、子どもたちの豊かな才能をはぐくんできました。歌の好きな皆さん、一緒にコーラスを楽しみませんか。

  • 年齢/小学1年生~高校3年生
  • 練習場/高松市丸亀町 丸亀町レッツホール
  • 練習日/毎週第1、第3水曜日 17時〜19時

<問い合わせ先>
〒760-0040高松市片原町9-15-3F コールジュニア高松
電話・FAX 087-821-3306
E-mail erk5-6@mb.pikara.ne.jp

子どものための演劇教室 生徒募集

子どもたちの個性を伸ばす演劇教室で、ACTの主要事業として2009年度にスタート。
押し付ける演技ではない自然な演技を目指します。
シナリオの創作や舞台の表現方法なども学びます。
生徒たちによる舞台公演や大人たちとの協力公演などで成果を発表します。

  • 年齢/小学3年生~中学2年生
  • 練習場/高松市瀬戸内町

<問い合わせ先>
〒761-0104高松市高松町446-4
子どものための演劇教室
電話・FAX 087-816-7392

ACT事務所をご活用ください

多目的スペース(約6m×6m)電子ピアノも使えます
▲多目的スペース(約6m×6m)電子ピアノも使えます

ACT事務所の広さは約6メートル×11メートル。フローリング仕様で、半分をACTの事務所、半分を多目的スペースとして使っていますが、イベントによっては事務所の一部を多目的スペースにすることもできます。備品は電子ピアノ、会議用テーブル(大2卓、小3卓)、イス55脚、DVDプレーヤー、オーディオ、プロジェクター、スクリーンなどです。

使用申し込みが出来るのは会員のみで、利用料は時間あたり850円です。

詳しいお問い合わせは090-7625-0126(錦)まで。

編集後記

ACT事務所での総会は3年ぶり。懇親会には約40人の方々が集まり、活気溢れる会となりました。談笑する皆さんの横顔からACTへの期待を肌で感じ、文化の種まきをしっかりやらねばと改めて実感。「新しい10年」の収穫を夢見て。(O野)

アーツカウンシル高松は、市民自らによる芸術文化振興活動をサポートするNPO法人です。
より多くの方が賛同されることを期待します。

一昨年から正会員の年会費が5,000円になりました。

年会費

ACT瓦版 Vol.23(2011年11月29日発行)

ACT 待望の新事務所開設

ACT 待望の新事務所開設

ACTは去年の3月に丸亀町G街区再開発に伴い、それまで事務所を構えていた旧みずほ銀行高松中央支店ビルを退去したあと、新しい事務所が決まらないままになっていましたが、このほど、高松市大工町の丸亀町第3駐車場2階に新事務所を構えることになり、9月10日に引越しを行いました。新事務所はそれまでカルチャーセンターとして使われていたもので、フローリング仕様の明るい広々としたスペースです。数十人規模の会議や音楽、芸能などのレッスンにも使えるので、今後ACT会員の皆様のお役に立てることと思います。

これまでACTは数年ごとに事務所が変わり、皆様には大変ご迷惑をおかけしましたが、今後はこの事務所をベースに活動を続けていくつもりでおります。

発足から10年目を期に、新しい体制でスタートしたACTは、この事務所を拠点に、設立時から掲げてきた「文化の応援団」として、NPO法人の使命を果たしてまいります。どうぞご支援のほどよろしくお願いいた

ラジオで読む香川菊池寛賞プロジェクト

ACTは今年度、新事業を含む6つの事業に取り組みます。このうち主な事業を、担当理事やディレクターが報告します。
唯一の新規事業である「ラジオで読む香川菊池寛賞プロジェクト」はRNCラジオとの共同企画。
担当ディレクターは大西詠子さん、サブ・ディレクターは愛染伊知朗さんです。

ACT 待望の新事務所開設
▲財田川夏物語を紹介する特別番組
 左から明石理事長、熊谷アナ、松岡さん、藤田館長

高松市出身の文豪・菊池寛の業績を顕彰するとともに、郷土文化の向上や、文芸創作活動の奨励を目的として1966年に創設された香川菊池寛賞。毎年、優秀な作品が香川菊池寛賞を受賞してきましたが、その発表の場は限られており、賞の存在すら知らない世代も増えてきています。

世間に広く知られてこそ作家が育ち、新たな文化も生まれます。作家が身を削る思いで産み落とした作品に、もう一度スポットライトを当てたい。郷土の未来を背負っていく子供たちに、豊かな芸術文化と触れあう身近な機会をつくりたい。そんな思いでスタートさせたのが、香川菊池寛賞受賞作品を朗読で紹介する、「ラジオで読む香川菊池寛賞」。

既存の芸術ジャンルにとらわれることなく、あらゆる創造と表現する人々を応援することを目的として活動を続けてきたACTの、今年度の新たな事業です。

まず4月からは、今年度の受賞作品「波のグラウリヤ」と奨励賞「四つ葉さがし」を放送し、続いて、8月22日からは、第41回受賞作品、伊藤健治作「財田川夏物語」を放送しました。

「私に執筆のきっかけをくれた患者さんが昨年亡くなった。主人公の名前の一字も彼の名前からもらった。支えてくれた全ての人に感謝したい」と、受賞会見で喜びを語った作者の伊藤健治さんは、会見直後に、くも膜下出血で倒れ、贈呈式を前に59才で亡くなりました。8月15日に放送された作品紹介の特別番組には、故・伊藤健治さんのパートナー松岡純子さん、菊池寛記念館の藤田正勝館長、我らがACTの明石安哲理事長が出演。作者の伊藤健治さんと作品の魅力を大いに語り合いました。

昭和三十年代の財田川周辺の自然を舞台に、難病を抱える十一歳の少年、加藤篤彦の成長と心の揺らぎが、個性的な登場人物との交流を通して描かれた作品です。人生最後の大仕事として、伊藤さんが書きあげた「財田川夏物語」。「波のグラウリヤ」、「四つ葉さがし」とともにぜひお聞きください。

ラジオで聞く香川菊池寛賞

「四つ葉さがし」を朗読する池田弥生アナウンサー
▲「四つ葉さがし」を朗読する池田弥生アナウンサー

RNCラジオでは、「ラジオで読む」ではなく「ラジオで聞く香川菊池寛賞」という名前で、毎週月曜日のお昼12:30~12:45の15分間放送しています。放送終了後は西日本放送のホームページで、過去の放送を聞くことができます。

またACTのホームページの「れこめんACT」では、放送に合わせ、原稿を読むこともできます。目と耳で読む香川菊池寛賞受賞作品、その融合世界をご堪能ください。

  • 第46回香川菊池寛賞受賞作品
    正岡美香作 「波のグラウリヤ」
    4月4日~5月23日(8回)
    朗読:熊谷富由美アナウンサー
  • 第46回香川菊池寛賞奨励賞受賞作品
    太田貴子作 「四つ葉さがし」
    5月30日~8月8日(11回)
    朗読:池田弥生アナウンサー
  • 第41回香川菊池寛賞受賞作品
    伊藤健治作 「財田川夏物語」
    8月22日~10月31日(11回)
    朗読:山口喜久一郎アナウンサー
  • 11月7日からは、第43回受賞作品、三田慶子作「舞扇」を、熊谷富由美アナウンサーの朗読で放送中です。

「子どものための演劇教室」2年目を迎えて。

劇団マグダレーナ代表 大塚 和明

「子どものための演劇教室」2年目を迎えて。

この国の子どもが出る芝居が嫌で「子どものための演劇教室」をやることにした。

大人が手取り足取り指導して作ったステレオタイプの演技や作品が嫌だったのだ。

覚えたセリフを喋るだけの子ども演劇を「感じる演劇」にしたいと思った。どんなに幼い子どもでも聞くことが出来、感じることが出来るからだ。聞かず、感じず、ただ流暢に喋る演技から、自分で感じたことを表現させたいと思ってやってきた。

これはそう簡単なことではなく、まさに子どもと一緒に試行錯誤しながらの1年だった。

稽古中それまで共にしていた子どもが亡くなってもゲテゲタ笑いあっていた子どもが、旗揚公演「40億年の勇気」で感じて涙するラストシーンを見事演じてくれた。

2年目は舞台での実践と自らの作品作りに挑戦している。

舞台には毎年行われる高松市民文化祭アーツフェスタに劇団マグダレーナの大人の役者と共演するという形で参加した。それは子どもを単に大人の付属として扱う従来のドラマ作りではない大人と互角に演じ合うことをやってもらった。

舞台は1950年、あの朝鮮戦争前夜から始まる。体験がない大人にまじり、子ども達もその時代背景を学びながら、当時の生活環境、下駄の穿き方、カンケリ、チャンバラや紙芝居といった子どもが最も子どもらしかったあの時代、貧しくても互いに助け合っていた時代を体感してもらいながら、半年間の稽古を通じて大人達とのほほえましい交流が生まれてきた。こうしたことは舞台で生活感を出すためには欠かせないことであり、演劇を通して様々なことを学んでくれたと思う。

この舞台のテーマの一つに「闘わない」を選んだ。今私たちをとりまく環境はあまりにも「闘う」ことが溢れそれを美化したエンターテインメントが多い。子ども達に人間には「闘わない」という選択肢があることを示し、ラストでの、闘おうとする大人たちに必死にしがみついて闘いを止めるシーンには多くの観客から賛同を得た。これも子どもだから出来たことで大人が子どもの格好をしたのでは絶対に出来ないシーンだったと思う。

8月の終戦記念日には朗読劇「星になった子ども達」を文化センターで公演した。

戦前、国策で満州に渡った開拓民がソ連の参戦で家族を失い、孤児となった子ども達の避難生活を綴ったものだ。大人達が引き起こした戦争によって無惨にも飢えと病で命を落としていく過程を子どもの声で伝えることができた。戦争に真っ向から取り組んだ作品ということでNHKから数日間の密着取材を受け子どもたちの活動を県民に伝えてもらった。

「感じながら演じる」演劇教室の次の課題は作品作りである。

何でもいいから10分以内で脚本を書いてもらっている。制約がないだけに、奇想天外な発想からいじめ問題まで幅広い作品が出てきている。すでに演出、音響、照明(実際に講義も受けた)、大道具、小道具、衣装と各自で分担し稽古場でのアトリエ公演を行った。初回でもあり大人は一切口出ししないで全て子どもたちに任せた。同様にして自らのいじめ体験を基にした音声劇も作っている(NET上に公開)。これには音響面で手伝いはしているが、とにかく自分たちが作った脚本で演じ、作る喜びを満喫しているようだ。演劇はただ演じるだけでは面白くない。総合芸術として子ども達が演劇に学ぶことはいくらでもある。教室の幕はまだ上がったばかり、これからどういう発展をしていくか楽しみである。

学校教育に豊かな芸術環境を

ACT理事 錦 美弥子

プロジェクトのメンバー。左から筆者、後藤さん、阿河さん
▲プロジェクトのメンバー。左から筆者、後藤さん、阿河さん

子どもたちに豊かな芸術環境を与える、10年後の香川の子どもたちを心の底から楽しませる、幸福なホモ・ルーデンス(遊ぶ人)の時代を迎えるために…を目標に子どもの芸術教育研究プロジェクトが立ち上がり、一年が経過しました。

公教育でやるべき、義務教育段階でのすべての子どもたちに、平等に豊かな芸術環境を与える、教育課程まで変えさせたい…というアクトの目標は、現実にはなかなかハードルの高いものです。

豊かな子どもの芸術教育環境とは果たして何か。その理念を構築するため、子どもの演劇教育に関わった方々、学校現場の先生方、保護者、保護者OB、地域の方、さまざまな立場の方からの意見を集めました。

今、核家族化と少子化の進行で、豊かなコミュニケーションを育む機会が減っている。インターネット社会の進化で子どもたちが五感を育む機会が減っている。また、逆に今の子どもたちは、昔より芸術に触れる機会が増えているのでは、など、様々な意見が出ました。

個人的に、私自身母親として、子ども達が学校に通っている頃に、同じ思いをもつ瞬間が幾度かありました。特に平成14年度の完全週休2日制の実施により、副教科(音楽、図工、体育、家庭科)の授業数が年間70時間から55時間に減少しました。情緒を育てる活動、表現力を育てる活動は、特に副教科の時間の影響が大きいと思います。学校は忙しくなり、そのあおりが課外活動にも影響し、学習発表会(昔の学芸会)は練習時間が少なくなり、主役が何人も交替する演劇(平等主義、親からの影響か?)になったり、一時流行した小学校の金管バンドも、子どもの生活の多忙化などの影響で活動は衰退気味です。学校では子ども達が表現する活動、創造する場、人と人が関わる場がどんどん減っていっている気がします(今年度、学習指導要領の改訂により、授業数は増加したものの、副教科は微増にとどまる)。反面、今ほど子どもが豊かな芸術環境に恵まれている時代はないと言う世間の声もあり、このプロジェクトの方向性が定まらず悩んでいました。

そんな中、平成17年度から平成19年度まで3年間、文科省の研究開発学校として、「表現に関する内容を統合した教科を創設し、感じる心を大切にした豊かな表現力の育成を目指した研究開発」に取り組んだ小学校が地元香川にあった事を知りました。あくまで研究、モデルとはいえ、実際に関わった主任先生からの話には、並々ならぬ、パッション、ミッション、エネルギーを感じました。忙しい学校教育の現場で教育課程まで変えて取り組んだS小学校の取り組みは、我々プロジェクトのメンバーには希望の光でした。今後、この不可能のような取り組みを広めるために、感動することの好きな人、情熱を持った人、学校教育現場の熱い先生方、子どもが好きな人、関心がない人、等々、様々な方々とネットワークを築き、勉強会を12月より開催していきます。多くの方々に関心を持っていただき、力を貸していただきたい・・・と願います。

(P.S不可能が可能になる日を夢見て、子どもたちのキラキラ光る瞳を胸に・・・錦のつぶやきでした)

10年目を迎えるCJ高松

コールジュニア高松  石井 真紀

コールジュニア高松
▲コールジュニア高松

コール・ジュニア高松を指導するに当たって私は三つの目標を持ちました。

一つは世界の歌を原語で歌うこと。現在、持ち歌となる国は15ヶ国、今年はアメリカ「線路は続くよどこまでも」フィンランド「サラスポンダ」に挑戦中。世界地図で場所を調べ気温や特徴を知り衣装も考えたりするとその国のニュースが流れるとまるで知人がいるかのような親近感がわくのが不思議です。

二つめは家族で歌いあえる歌を持つこと。子ども達の歌をきっかけに3世代が歌い合いそれぞれの時代の背景などを教えてあげてほしいと願っています。

三つ目は自分を楽器とし磨く楽しみを持つこと。今は思うように歌えなくても目標を持ち歌い続けていたらきっと目標に近づける。明日の自分を楽しみにすることは全てのことに通じることだと思うのです。

2004年2月11日、コール・ジュニア高松は結成して2年目で初めて合唱組曲「しずかにしてね」を歌い大きな舞台に立ちました。あれから毎年「食べ物」「友達」「先生」「家族」「地球」「太陽」「動物」等テーマを決め年間通じてそのテーマに向き合ってきました。

今年は「乗り物」。それぞれの時代の自転車、バス、汽車、電車、飛行機、宇宙船等々…これからはどんな乗り物になるんでしょう。乗り物で移動しなくてもいい時代になるのでは?という意見もでました。いろいろなテーマから学ぶことはやはり環境や平和など子ども達からは共生することの難しさと大切さが言葉になって現れます。

来年10周年を迎えるにあたり三つの目標に大きな手応えを感じています。成長した団員から勇気をもらい、この秋開講を目標に5歳児の団員を募集しています。

  • 5~6歳 第1~3週水曜日
    丸亀町レッツホール 15:50~16:30
  • 小学生 第1~3週水曜日
    丸亀町レッツホール 17:00~18:30

一緒に世界の子供の歌を原語で歌ってみませんか?

アクトコラム

嫌いなんだよなあ、アンケート(上村 良介)

平成23年度 総会を開催

再任された明石安哲理事長
▲再任された明石安哲理事長

出席者は32名(うち委任状18名、会員総数41名)
▲出席者は32名(うち委任状18名、会員総数41名)

ACTは平成23年度の総会を7月3日、サンポートホール高松66会議室で開催。平成22年度の事業報告、収支決算報告、監査報告を行ない、続いて平成23年度の事業計画案、収支予算案、役員の選任案の各議案を提案。いずれも満場一致で可決されました。

23年度の事業は、「少年少女合唱団育成」、「子どものための演劇教室」、「演劇公演」、「子どものための芸術教育研究プロジェクト」、「瓦版ACT発行」の5事業を継続し、「ラジオで読む香川菊池寛賞プロジェクト」を新規事業としてスタートさせました。

理事長に再任された明石安哲さんは挨拶の中で、「ラジオで読む香川菊池寛賞プロジェクトは補助金が決まってない段階でスタートさせてうまくいった。物事はタイミングが大切。文化を旗印に、役所ではできないことを私たちがカバーしていきたい。今年度は新しい10年に向けて飛躍の年にできると感じている」と熱く語りました。

平成23年度役員紹介

役員 氏名
理事長 明石 安哲
副理事長 小野 修一
理事 阿河 淳也
理事 後藤 努
理事 錦 美弥子
監事 関谷 利裕
監事 中山 千晶

アクトコラム

エバンジェリスト=夢を見る天才(明石 安哲)

ACT新事務所紹介

新事務所の広さは約6メートル×11メートル。フローリング仕様で、半分をACTの事務所、半分を多目的スペースとして使っていますが、イベントによっては事務所の一部を多目的スペースにすることもできます。備品は電子ピアノ、会議用テーブル(大2卓、小3卓)、イス55脚、DVDプレーヤー、オーディオ、プロジェクター、スクリーンなどです。

使用申し込みが出来るのは会員のみで、利用料は時間あたり850円です。

詳しいお問い合わせは 090-7625-0126(錦)まで。

電子ピアノ
▲電子ピアノ

舞踊などの練習に使える鏡もあります。
▲舞踊などの練習に使える鏡もあります。

多目的スペース(約6m×6m)
▲多目的スペース(約6m×6m)

狭いながらもキッチン付き
▲狭いながらもキッチン付き

丸亀町町営第3駐車場の2階が事務所。左下の階段から上がります。
▲丸亀町町営第3駐車場の2階が事務所。左下の階段から上がります。

丸亀町商店街、お茶の亀屋まえ(ここを曲がるとすぐ事務所です)
▲丸亀町商店街、お茶の亀屋まえ(ここを曲がるとすぐ事務所です)

地図
▲地図

編集後記

ACTはこの10月で満10歳になりました。この間ACTがこだわったことのひとつがマチに拠点を置くこと。事務所が転々としてもマチから離れませんでした。文化の応援=マチの応援でもあったのです。初心忘れず。事務所を世話してくださった丸亀町さんにも感謝。ここから新しい夢を生み出していきたいと思っています。(O野)

アーツカウンシル高松は、市民自らによる芸術文化振興活動をサポートするNPO法人です。
より多くの方が賛同されることを期待します。

昨年度より正会員の年会費が5,000円になりました。

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ACT瓦版 Vol.22(2010年11月10日発行)

新しい10年に向けて。

「芸術は究極の遊びです。人間が人間であるために不可欠な『魂の食べ物』です。近頃元気のない日本には芸術を味わう余裕こそ必須です。私たちは既存の芸術ジャンルにとらわれることなく、あらゆる創造と表現する人々を応援します」(HPより抜粋)−アーツカウンシル高松(ACT)が2001年10月にNPO法人として出発して、今年はちょうど10周年の年に当たります。

本来であれば華やかなお祝いの場を設けて、みんなで次なる10年に向けて夢を語り合うことができればよかったのですが、経済不安の長引く日本の中でそういう幸運に巡り会うことは簡単ではありません。残念なことですが、物事にはこういう季節があるのです。今はこれまで歩んできた道を見つめ直し、じっと耐えてしっかり養分を蓄え、新しい春に備えるべき季節なのだと思います。

ACTのスタートは華々しいものでした。会員数も150人を軽々と超えて地元の著名文化人がずらりと顔を揃えるというにぎやかさでした。フルスペックのオペラに始まり、いくつものジャンルの公演や講座、フェスティバル運動、誘致活動を次々に実現、提案してきました。しかし設立5年を超えた頃から目覚ましいだけの発表活動から、もっと根本的な文化運動にみんなの関心が移ってきました。

たとえば新しい愛唱歌を作る「まちうた」プロジェクトは、東京一辺倒になってしまったポピュラー音楽を人々の暮らすふるさとに取り戻すための活動としてスタートしました。子どものための演劇教室、子どものための合唱教室と合わせ、ここ5年間のACTのもっとも重要な活動のひとつです。

新しい10年のスタートに際し、私たちの新しい仕事を提案したいと思います。子どもたちの貧弱な芸術環境を一変させる仕事です。まずは勉強会を開催することからはじめます。面倒くさい議論から逃げ出さず、しっかり進みます。10年後の香川の子どもたちを心の底から楽しませる仕事です。幸福なホモ・ルーデンス(遊ぶ人)の時代を迎えるために、どうか皆さんの力を貸して下さい。

明石 安哲

アーツカウンシル高松理事長
明石 安哲

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ACT瓦版 Vol.21(2009年11月15日発行)

まちうたプロジェクト第4弾はクラシック!

Memory of T-City

「このまちの歌をつくろう」という合言葉のもとにスタートしたアーツカウンシル高松のまちうたプロジェクトは4カ年計画の最終年に入り、現在4枚目のアルバム制作が進んでいます。まちうたのCDは1枚目がポップス、2枚目はロック、3枚目はジャズ…と来れば4枚目は、そう「クラシック」。とはいってもオーケストラの演奏ではなく、高松市の声楽家グループ「アウローラ」(岸上美保さんほか)が演奏と歌を担当します。詞は1枚目と3枚目で作詞を担当した上村良介さん、曲はアウローラの七條功さんが鋭意制作中。アルバムのタイトルは「Memory of T-City」の予定。年末のレコーディングに向けて、これから追い込みに入ります。ポップスでもない、ロックでもない、いったいどんな高松のまちの歌が出来上がるのか。リリースは来年の春。ご期待ください。

これまでのまちうたCD(左から) Sketch of T-City Rock of T-City  AZZ of T-City
▲これまでのまちうたCD
(左から)Sketch of T-City、Rock of T-City、JAZZ of T-City

レコーディングに向け練習に励むアウローラのメンバー。
▲レコーディングに向け練習に励むアウローラのメンバー。
左より、七條 功、岸上 美保、越智 慎悟、川島 晃代、山本 真梨子、村川 和美

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ACT瓦版 Vol.20

まちうたプロジェクト第3弾 「ジャズ・オブ・T・シティー」リリース

駅に降り立つと、潮風とともにTシティーの音楽と風景が飛び込んでくる。他の街にはない香りと音と色。“まちうたプロジェクト”はそんな街づくりを目指すNPO法人アーツカウンシル高松の企画事業から始まりました。

2007年の「スケッチ・オブ・T・シティ」、2008年の「ロック・オブ・T・シティ」に続く第3弾「ジャズ・オブ・T・シティー」ではミュージカル劇団「銀河鉄道」(高松市)の劇中歌をはじめ穐吉(あきよし)敏子さんや高橋達也さんら高松、香川のジャズシーンゆかりの作品も取り上げました。レコーディング作業は2009年2月30日から3日間、香川県高松市のサンポートホール高松で行われました。おなじみのスウィンギン・ワンダーランド・ジャズ・オーケストラ(SWJO)が中心になって演奏し_、レコーディング監修は同市出身の音楽プロデューサー、三木敏悟さんを迎えて行われました。SWJOの選抜メンバーでつくる「デリシャスコンボ」やボーカルの黒田敦司さん、銀河鉄道コーラス、栗林小学校児童コーラス、SWJOのフルメンバーなど60名を超える参加協力で無事終了しました。今回は1000枚製作し、5月30日(土)16:00より完成記念演奏会をアリスイン高松で今回の収録曲に関係するニューヨークからのスペシャルゲストを迎え開催します。

街の歴史を懐かしむクラシックなジャズとともに、街づくりの中で新しいジャズへと変化していくプロセスが“まちうたプロジェクト”だと考えています。Tシティーの街角に流れ続ける音楽であってほしい。

まちうたvol.3ディレクター ACT副理事長 松崎晃

サンポートホール(小ホール)でのレコーディング風景 左端で指揮を振っているのが監修を担当した三木敏悟さん。
▲サンポートホール(小ホール)でのレコーディング風景
端で指揮を振っているのが監修を担当した三木敏悟さん。

ボーカルやコーラスで参加した銀河鉄道の皆さん
▲ボーカルやコーラスで参加した銀河鉄道の皆さん

サンポートホール(小ホール)でのレコーディング風景 左端で指揮を振っているのが監修を担当した三木敏悟さん。
▲サンポートホール(小ホール)でのレコーディング風景

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